Steamで無料
PCゲーム画面の無料翻訳ツール
Playto Liteはゲーム画面のテキストを読み取り、実行中のゲームの上にそのまま翻訳を表示します。画面イメージを翻訳する方式なので、WindowsのPCゲームならどれでも動きます。Modも、ゲームごとのパッチも、別の翻訳アプリへのAlt-Tabも不要。会話やメニューのテキストにキャプチャ範囲をひとつ重ねれば、プレイしたまま読めます。
Liteは無料版です。アカウント登録なし、期限なし。カーソル追従の読み取りとウィンドウキャプチャが欲しくなったら製品版へ。
- できること
- ゲーム画面に置いたキャプチャ範囲の中の文字を読み取り、訳をゲームの上に重ねて表示します。
- 読み取り方式
- 描画された画面をOCRで読みます。modもパッチもコード注入も不要で、ゲームには何も入れません。
- 費用
- Playto LiteとしてSteamで無料。時間制限も翻訳の上限もなく、アカウント登録も不要です。製品版はSteamで¥1,350の買い切り(地域により価格は異なります)。
- 動作環境
- Windows 10または11の64bit。翻訳はPC上で動きます。GPUメモリの空きは2〜4GBが目安。専用GPUなら4GB以上(GTX 1650クラス以上)で既定モデルが快適に動き、6〜8GBあれば大きいモデルにも余裕があります。内蔵GPUでも既定モデルは動きますが、遅くなります。
- 対応言語
- 英語、中国語、韓国語、ロシア語、主要なヨーロッパ言語を含む23言語。どの言語からどの言語へも。
- 向いている作品
- 文字が決まった場所に出る作品全般。セリフ欄、字幕、クエストログ、ノベルゲーム。
ゲーム画面が翻訳される様子 — ここで動かせます
下のパネルは動画ではなく、実際のオーバーレイと同じ挙動をするモックのゲーム画面です。テキストにカーソルを乗せ、キャプチャ方式を切り替え、翻訳の表示位置を「原文の上」と「字幕バー」で動かしてみてください。
the gate shall open
このデモは簡略化した動作イメージです。実際の翻訳速度や訳文は、PCスペックや使用するモデルによって異なります。
画面翻訳の仕組み
手順は3つ。ゲームは止まりません:
- キャプチャ範囲を置く — 会話ウィンドウ、メニュー、クエストログなど、テキストが出る場所に矩形をドラッグします。
- 画面を読み取る — テキストが変わった瞬間にOCRが画面イメージから読み取ります。ゲーム側には何もインストールしません。
- その場に翻訳が出る — 実行中のゲームの上にオーバーレイ表示。原文の上に重ねるか、脇に出すかを選べるので、ゲームから離れずに読めます。
キャプチャ・読み取り・翻訳はゲームとは別スレッドで動くため、フレームタイムを奪い合いません。標準的な会話画面なら翻訳は1秒前後で表示されます。
入力が画面そのものなので、ゲームのエンジンが何か、誰かがパッチを作ってくれているかは関係ありません。それがModやテキストフックとの実用上の違いです。方式ごとの比較はPCゲームのテキストを翻訳する方法にまとめています。
無料でできること、製品版で増えること
Liteは期間限定の体験版ではありません。区切りは日数ではなく機能です:
| 機能 | Lite(無料) | 製品版 |
|---|---|---|
| 固定キャプチャ範囲 — 決めた場所をハンズフリーで翻訳 | あり | あり |
| 実行中のゲームに重ねる翻訳オーバーレイ | あり | あり |
| 23言語対応・PC上で動くローカルAI | あり | あり |
| 辞書ポップアップと単語帳 | スターター上限 | 上限拡張 |
| カーソル追従 — ホバーした場所を翻訳 | — | あり |
| ウィンドウキャプチャ — ゲームウィンドウ全体を読む | — | あり |
| 全AIエンジン・全クイズモード | — | あり |
マウス操作でメニューの多いゲームを遊ぶなら、アップグレードする価値があるのはカーソル追従です。ツールチップ・アイテム・スキルにカーソルを乗せるだけで、その場所を読み取ります。動作の様子はゲームのツールチップ翻訳で。
無料版で足りなくなるところ
上の表は機能の一覧です。同じ区切りを状況で書き直すとこうなります。固定のキャプチャ範囲で足りなくなるのはどんな時で、製品版はそれぞれに何をするか。
読みたい文字が画面のあちこちに出る
ツールチップ、アイテム説明、メニューのラベルはマウスの場所に現れます。固定のキャプチャ範囲では追えません。
製品版: カーソル追従がマウスの指す先を読みます。事前の設定は不要です。
文字が毎回違う場所に出る
メッセージが中央、隅、ログと順に出る作品では、そのたびに枠を置き直すと流れが切れます。
製品版: ウィンドウモードがゲームウィンドウ全体を裏で読み、キーでヒントを覗けます。
複数の場所を同時に見たい
話者名、セリフ、ステータス欄が3か所に分かれている作品は珍しくありません。
製品版: 複数の固定範囲で、画面の何か所かを同時に監視します。
フォントが装飾的、手書き風、背景に描き込まれている
通常のOCRは印刷体のために作られています。装飾文字やUIの絵に溶け込んだ文字は苦手な部類です。
製品版: Imageモードが画面をローカルの画像認識モデルに渡し、そうした画面を読みます。
読むだけでなく、単語を保存して学びたい
無料版で保存できるのは単語100・センテンス50・アルバム5場面まで。仕組みを試すには十分ですが、長いゲーム1本分には足りません。
製品版: 製品版はこの上限をなくし、フラッシュカードに加えて8種類のクイズモードを使えます。
固定キャプチャ範囲が活きる場面
テキストの出る位置が決まっているゲームなら、Liteの固定キャプチャ範囲で十分です。該当するゲームは思ったより多くあります:
- ストーリーゲーム・RPG — 会話ウィンドウに範囲を固定すれば、コントローラーでもハンズフリーで全行読めます。
- ノベルゲーム — テキストボックスが動かないので、範囲ひとつでゲーム全体をカバーできます。詳しくはノベルゲーム翻訳で。
- 字幕付きのアクションゲーム — 画面下部に帯状の範囲を置けば、カットシーンとゲーム内字幕を拾えます。
ツールチップやアイテム説明のように、マウスの位置次第でどこにでも出るテキストは、製品版のカーソル追従の出番です。ライブのゲームの上でオーバーレイがどう振る舞うかの全体像はゲーム内翻訳オーバーレイにあります。
はじめる前に
翻訳はクラウドではなく自分のPC上で動きます。既定のローカルモデルなら画面のテキストはPC内にとどまります(任意のPlayto Cloudをオンにした場合は、翻訳するテキストがPlaytoのサーバーに送信されます)。ただ、入れる前に知っておいたほうがいいコストもあります。ゲームとは別にGPUメモリが必要で、目安は2〜4GB。既定の翻訳モデルはインストーラーに同梱されているので入れた直後から翻訳でき、大きいモデルは初回に一度だけ約2〜6GBをダウンロードします。動作環境はWindows 10または11の64bitです。
そして機械翻訳であり、ゲーム内部のテキストではなく画面のピクセルを読んでいます。決まった場所に印刷体のフォントで出る文字が、信頼できる部分です。装飾フォントや手書き風の字体、絵に描き込まれた文字は苦手な部類で、製品版のImageモードはまさにそうした画面のためにあります。モデル選びの根拠になる数字はリアルタイム翻訳に向くローカルLLMとHy-MT2の実運用にあります。
翻訳ツールとして使えます — 学習レイヤーは使いたくなったら
Playtoは原文を置き換えるのではなく、原文が読めるままになるよう作られています。これは語学学習者に必要な性質でもあります。プレイ中に調べた単語は単語帳に保存され、あとで復習やクイズになります。翻訳ツールとして純粋に使うのももちろんOK。学習面はゲームで語学は身につくのか?で扱っています。
よくある質問
本当に無料ですか?
はい。Playto LiteはSteamで配布している無料版で、期間限定の体験版ではありません。アカウント登録も期限もありません。有料の製品版はカーソル追従の読み取り、ウィンドウキャプチャ、全AIエンジン、全クイズモード、単語帳の上限拡張を追加しますが、Liteの画面翻訳そのものはずっと無料で使えます。
翻訳Modやパッチと何が違いますか?
Modやファンパッチはゲームのテキストファイルを置き換えるため、対応するゲームやエンジンが限られます。画面翻訳ツールは画面に映ったテキストそのものを読むので、ゲーム側には何もインストールせず、Steamかどうかを問わずWindowsのPCゲーム全般で動きます。
どのゲームで使えますか?
画面にテキストが表示されるWindowsのPCゲームなら使えます。画面イメージをキャプチャする方式なので、ゲームのエンジンには依存しません。ボーダーレスまたはウィンドウモードが最もきれいにキャプチャできます。
アンチチートのあるゲームでも大丈夫ですか?
Playtoは画面をキャプチャするだけで、ゲームのメモリを読み書きしません。画面録画や配信ソフトと同じ仕組みなので、この種のツールは通常アンチチートの影響を受けませんが、カーネルレベルのポリシーはゲームごとに異なるため、実際のゲームでLiteを試して確認するのが確実です。
画面のテキストはどこかに送信されますか?
既定のローカルモデルでは送信されません。翻訳は自分のPC上で動き、テキストもPC内にとどまります。Playto Cloudは任意で、オンにした場合は翻訳するテキストがPlaytoのサーバーに送信されます。
対応言語は?
日本語・英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語を含む23言語に対応し、その間で相互に翻訳できます。
無料版と製品版の違いは?
Liteはゲームのテキストに重ねた固定キャプチャ範囲から翻訳し、辞書と単語帳(スターター上限)が付きます。製品版はカーソル追従の読み取り(ホバーした場所を翻訳)、ウィンドウキャプチャ、全AIエンジン、全クイズモード、単語帳の上限拡張を追加します。
動作に必要なものは?
Windows 10または11の64bit PCです。翻訳は自分のPC上で動くので、ゲームとは別にGPUメモリが必要で、目安は空き2〜4GB。既定の翻訳モデルはインストーラーに同梱、大きいモデルは初回に一度だけ約2〜6GBをダウンロードします。
自分のゲームで試す
Playto LiteはSteamで無料。普段遊んでいるゲームを読めるかどうか、確かめるのが一番早い方法です。製品版はカーソル追従の読み取りとウィンドウキャプチャを追加します。